ギプス素材の販売
当サイトでは、ギプス素材の販売も行っております。
怪我人役など撮影に使う場合、あるいは自分で巻いて楽しむ為・・・と用途は様々です。
ギプスとは(ドイツ語ギプス、英語キャスト)、骨折、捻挫などの治療の際、患部を安静に保つため保護し固定する包帯のことを言います。昔は石膏ギプス包帯が使われていましたが、現在では水硬性樹脂を含んだガラス繊維(グラスファイバー)製が主流で、ここでもグラスファイバー製のギプスの販売を行っております。
ギプス包帯は、今日インターネットで気軽に購入出来ますが、ギプスの特質性としまして、空気に触れると固まってしまう為、通常、未開封の状態であっても長期保存が出来ません。目に見えない小さな穴があったりして、硬化してしまう事も多いです。
また、ギプス材料のキャストライトだけでなく、中綿のオルテックス、ストッキネット等が必要なため、頻繁にご使用になるのでなければ、1回分のご購入がお得な場合もございます。
ギプスの使用量は、巻こうとする部位や巻かれる方の体型によっても変わります。
分からない場合は、お気軽にメールにてご相談ください。
こちらのギプスを外すには、専用カッターが必要です。
糸のこ等で切ったという方もいらっしゃいますが、かなりの時間と労力がかかる上、危険ですのでギプスカッターをご用意ください。
SK11という、安価な石膏ボードカッターなのですが、使い勝手が良いです。
私のはコード式ではなく、充電タイプのものですが、替刃と替えバッテリーは常備しています。
※このギプスセットはあくまでご自分で巻いて頂くセットです。
必ず薄手の使い捨てゴム手袋をご用意ください。
また、身長、体格、体重などにより使用ギプスの量は変わります。
以下のギプス量は目安としてご使用ください。170cm やせ型の男性で計算しています。
分からない場合はお気軽にご相談ください。
またご自分で巻く自信の無い方は、こちらのページをご参考にしてください。
1,始めに、材料を用意します。
オルソラップ、ストッキネット、ギプス包帯、使い捨て手袋、トイレットペーパー、霧吹き(水を入れる)
2、ギプスを巻こうとする部位にストッキネットを少し長めに被せます。
3、2の上に、、オルソラップを巻きます。なるべく厚みが均等になるよう巻くとギプスが綺麗に巻けます。
4、私の場合この上にトイレットペーパーを巻きます。ギプスの粘着力を吸収してくれるので、オルソにギプスが付きません。カットする際にオルソを切らなくて済むので、非常に時短で効率が良いです。一般的にこの工程でトイレットペーパーは巻きませんが、この方法を教えてくれたのは整形外科医です★
5、使い捨て手袋をはめて、ギプスの封を切ります。病院ではここでギプス包帯をお湯に浸しますが、浸さなくても大丈夫です。
私は浸さず、オルソの上からそのまま巻きます。
浸してしまうと早く固まるのですが、そのまま使うと多少の巻き直しが可能なのです。
6、ギプスを巻き終わり、最後の仕上げに霧吹きで水を掛け、手袋の手のひらで優しく撫でます。
ギプスは空気と水により化学反応を起こして固まりますので、少し多めに水を掛けてください。
7、まだ柔らかいうちならば、ギプスはハサミで切れます。当たって痛いところなど調整します。
※ギプスはシワにならないよう患部を動かさず巻いて下さい。
※足首に巻く際、捻挫や骨折の場合、できるだけ直角にしてオルソを巻きます。アキレス腱の怪我の場合は逆で直角にしません。
※ヒール(かかと)を付ける際はギプスを余分に足裏に巻いて補強してください。
※ほとんどの病院では2のストッキネットは、ギプスを巻き終えた後ギプスの上からテープなどで止めて処理します。
※見た目の美しさから、ギプス巻きの際にストッキをギプスに巻き込んで巻く方法もありますが、(画像参照)
リアルっぽくないし、ギプスカットの時、少し面倒なので私はお薦めしません。
※腕ギプスの場合、親指と手のひら部分は2号以外を使用する場合、二つに折りにして巻くと綺麗に仕上がります。
※親指まで全部ギプスしたい場合は指部分をオルソのみにするか、ストッキは切り目を入れて巻きこむようにします。
※ショルダースピカの場合は、不要なTシャツを利用するか、サラシなど使うと便利です。
ギプスが直接肌に触れないよう気をつけてください。
SACセット | LACセット |
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ひじまでの長さのギプスになります。
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ひじより上の長さのギプスになります。 |
SLCセット | LLCセット |
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ひざ下の長さのギプスになります。 |
膝上の長さの足ギプスになります。どのくらいの長さでモデリングするか?によりギプス使用量が変わります。ここではリアルギプスを参考にしております。体格などの個人差がありますが、膝上のLLCが作れます。膝は少し曲げてギプス装着してください。 |